呼吸器内科

呼吸器内科について

呼吸器内科では咳や痰が長く続く・血痰が出た・安静時や運動時に息切れがする・風邪の症状が取れない・ゼーゼーして息苦しい・夜間睡眠中に呼吸が止まる・健康診断で胸部レントゲン写真に影があると言われた、などの症状を扱っています。

取り扱う主な疾患

COPD、肺炎、気管支喘息、肺がん、肺結核症、気管支拡張症、間質性肺疾患、肺非結核性抗酸菌症、睡眠時無呼吸症候群、気胸

主な症例

気管支喘息

気管支喘息はアレルギー性の気道炎症を特徴とする疾患です。吸入ステロイド療法を主体とした吸入療法が治療の中心で従来難治だった患者様も、よりよい生活を行っております。また咳だけを主訴とする喘息(咳喘息)の患者様も、吸入療法により咳が改善します。当院では呼気NO検査を用いて管理を行っております。

COPD

COPDは慢性気管支炎、肺気腫と呼ばれていた疾患です。慢性気管支炎、肺気腫を含むCOPDはタバコによる気道や肺胞の炎症で生じ、働きが低下します。
COPDになると正常な呼吸が困難になり、慢性的な咳や痰、息切れなどの症状がみられるようになります。 COPDは進行性の病気で治療を受けずに放置しておくと症状が悪化し、死に至る疾患です。 慢性的な咳や痰、息切れなどの症状に心当たりのあるかたはご相談ください。
薬物療法での改善が得られない場合などには、リハビリテーション目的に1週間程度の入院を行っていただき、呼吸法の習得などを行っていただくこともあります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

30歳以上の男性の4%、女性の2%は睡眠時無呼吸症候群であるといわれています。朝方の熟眠感の欠如や日中の眠気の原因としてSASが潜在していることがあります。いびきのひどい方や肥満傾向のある方に多く、家族や周囲の人から睡眠中に呼吸が止まっている、と指摘された場合には検査をお勧めします。
当院では自宅でできる簡易検査、CPAP導入を行っており、1泊2日のポリソムノグラフィー(PSG)検査も行っております。また、軽症の患者さんに対しては口腔外科と協力の元マウスピース装着での治療を行います。

 

肺がん

現在、肺がんに対する治療としては化学療法、放射線療法、手術(外科治療)に加えて、免疫療法が用いられています。
肺がん治療は集学的治療といって、呼吸器外科、放射線治療科、呼吸器内科が力を合わせて治療の戦略を立てる必要があります。当院では手術、放射線治療が出来ないために、それらの治療が必要である患者さんに対しては適切な病院に紹介させていただきます。

医師紹介

大畠 孝則

職位

  • 呼吸器内科 部長

学会・専門医

  • 日本内科学会認定内科医、同総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会 専門医
  • 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
  • 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医

坂本 吉隆

井上 直人

春日 真理子 -非常勤-

学会・専門医

  • 日本内科学会認定内科医、同総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会 専門医

外来担当医

午前午後
大畠
大畠
春日★1津島★2
大畠★3
大石★4 / 春日★1
大石★5 / 坂本(1・3・4・5週)

呼吸器内科の診療は「予約制」とさせていただきます。
★1 診察は9:00~11:00までとなります。
★2 診察は14:00~15:00までとなります。
★3 診察は13:30~15:30までとなります。
★4 診察は9:00~12:00までとなります。
★5 診察は第2・4週のみとなります。
初診の患者さんは紹介状をご持参ください。