ボトックス専門外来について
当外来では脳卒中の後遺症(痙縮)に対する[ボトックス注射]による「ボツリヌス療法」をおこなっています。
脳卒中で多く見られる後遺症は手足の麻痺が多くみられます。麻痺とともに症状があらわれることが多い筋肉のつっぱり(痙縮)に対してボトックス注射によるボツリヌス療法をおこないます。
ボツリヌス療法とは
ボツリヌス菌が作り出す天然のたんぱく質を有効成分とした注射を使います。ボツリヌス菌には緊張した筋肉に注射することで筋肉を動かす神経に働いて、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
ボツリヌス療法のメリット
➀手足の筋肉が動かしやすくなる ②リハビリテーションが行いやすくなる ③関節が固まるのを防ぐ ④痛みの軽減
対象となる症例
脳卒中の後遺症のある方で、上肢痙縮 下肢痙縮 の方
ボトックス専門外来の流れ
担当医師
岡島 康友
職位
- 杏林大学リハビリテーション室 教授
学会・専門医
- 日本リハビリテーション学会リハビリテーション専門医、同指導医
- 筋電図認定医
- スポーツドクター
診療時間
診療日 | 診察時間 |
[完全予約制] 土(指定日) ※当院の脳神経外科の受診が必要です | 9:00~12:00 |