不整脈専門外来について
2016年4月1日より循環器疾患診療領域拡大のため、不整脈専門外来を新設いたしました。
- 診察に当たっては昭和大学病院の小林洋一教授が担当いたします。
不整脈専門外来で扱う疾患
不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指し、脈が1分間に50以下の場合を徐脈、100以上の場合を頻脈といいます。
不整脈には病気に由来するものと、そうでない、生理的なものがあります。たとえば運動や精神的興奮、発熱により脈が速くなりますが、これはだれにでも起こる生理的な頻脈といえます。
また脈が不規則になるものの中に期外収縮があります。これは30歳を超えるとほぼ全員に認められるようになり、年をとるにつれて増加します。期外収縮の数が少ない場合は生理的な不整脈といえます。一般に脈拍が1分間に40以下になると、徐脈による息切れや、めまいなどの症状が出やすくなります。
一方、明らかな誘因がないのに、突然、脈拍が120以上になる場合は病的な頻脈の可能性があります。頻脈になると動悸(どうき)や息切れのほかに、時に胸痛やめまい、失神といった症状が出ることがあります。また3つに1つ、5つに1つといったように、時々脈が飛ぶ場合は期外収縮の可能性があります。 このような症状がある場合は循環器医師にご相談ください。
担当医師
小林 洋一
職位
- 医学博士
学会・専門医
- 日本内科学会認定内科医
- 日本循環器学会認定循環器専門医
- 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医
- 日本不整脈学会認定ICD/CRT植込み認定医
- 日本高血圧学会認定指導医
- 日本臨床薬理学会認定指導医
- 身体障害者指定医(心臓機能障害の診断)
- 難病指定医
診療時間
診療日 | 診察時間 |
[完全予約制] 木(第1・5週) ※当院の循環器科の受診が必要です | 10:00~10:30 |