漢方専門外来について
漢方診療は、東洋医学(漢方)と西洋医学を融和させた診療です。それぞれの医学の長所を取り入れ、短所を補うことで、より個々人に適合した治療法を見出す診療科です。
具体的には、保険診療の範囲で、それぞれの患者様にあった漢方薬を処方し治療します。また、診断上、必要が認められれば西洋医学的な検査や他の専門科の医師と連携し、診療します。
漢方薬とは?
漢方薬は植物を素材とする生薬が主ですが、鉱物性・動物性の生薬を用いる場合もあります。漢方治療はこれらの生薬を組み合わせて用いることにより、化学薬品とは異なる効能を生み出します。
診療内容
漢方診療では、同じ病気でも同じ処方を用いるとは限りません。全人的診療を基本姿勢とする和漢医学では、まず患者様の個体差を尊重し、こころと体の状態を診るために、望診、聴診、問診、切診を行います。
具体的には上記対象疾患の完治・軽減、放射線治療による副作用の軽減、感染症予防のため、免疫力を上げることを目的とした診療を行います。
対象疾患
漢方薬による治療を希望されるすべての方が対象となりますが、特に関節リウマチをはじめとする自己免疫疾患、花粉症、喘息などのアレルギー疾患、慢性の肝疾患、腎疾患、糖尿病などの生活習慣病、脳血管障害後遺症など種々の内科系疾患。変形性膝関節症、腰痛症などの整形外科疾患。月経困難症、更年期障害などの婦人科疾患。アトピー性皮膚炎や種々の皮膚疾患などの方が来院されています。
担当医師
野上 博司
職位
- 医長
学会・専門医
- 日本東洋医学会認定漢方専門医、同指導医
- 日本東洋医学会認定漢方専門医、同指導医
※漢方医学No.1インタビュー掲載 - 日本外科学会外科専門医
- 日本消化器外科学会消化器外科認定医
- 日本プライマリ・ケア学会認定医
- 杏林大学医学部外科学(呼吸器・甲状腺)非常勤講師
担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午後 | ― | 野上★1 | ― | ― | ― | ― |
診療時間
診療日 | 診察時間 |
[完全予約制] 火(第1・2・4・5週) | 13:30~14:00 |